代表理事 柳田 和夫 《やなぎだ眼科医院 院長》
- 静岡県アイバンクは、1981年に設立され、歴代の静岡県アイバンク役員のご尽力、ライオンズクラブメンバーの皆様の奉仕の精神、多くの眼科医やボランティアの皆様のご協力、行政の理解と支援などによって、献眼数だけではなく、組織としても日本有数のアイバンクになっていると考えています。
そんな歴史ある静岡県アイバンク理事長に選任されたことを光栄に思うとともに、責任の重さに身の引き締まる思いです。
私は、名古屋大学で眼科医としてのスタートを切り、その後、静岡済生会総合病院勤務を経て、1990年に開業医となりました。アイバンク活動が盛んな愛知県、静岡県で、眼科診療を行ない、眼球摘出や角膜移植などにも携わってきました。
その間、角膜移植は、眼球摘出後数時間で行う緊急手術から保存液の進歩によって予定手術となり、最近はパーツ移植が主流となっています。再生医療の時代もすぐそこに来ています。
角膜移植の方法が変化しても、献眼者とそのご家族の崇高な篤志を生かせるような体制作りを目指し、角膜疾患で視力を失った患者さんが光を取り戻せるように努力を続けて行きたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
- 令和元年6月20日
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